根太の切断


ここからは囲炉裏を実際につくってみようという人に多いに参考になるであろう。

まずは炉縁の接合だが、新築ではなく古民家改装の場合はベースになる部分のずれやゆがみが多いので、凝った継手(つぎて)や仕口(しぐち)による接合は難しい。ここは簡単にしてビス止めを併用する。とはいえ、ぶきらぼうにビスでくっつけても面白くない。

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囲炉裏の炉縁


囲炉裏部屋改装中。アイヌの囲炉裏も見たし、光太郎の囲炉裏も見た。東北では実際に誓われている囲炉裏も見てきた。もう迷いはない。一気に造ってしまうのだ。掘りごたつに穴は床下収納スペースとして残すことにした。囲炉裏はここではなく部屋の中央にもってくる。

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南部鉄瓶、高村山荘、盛岡冷麺(8日目、東北の囲炉裏)


岩手まで南下して道の駅「にしね」泊。トラックの往来が多く、車中泊にエンジン掛けっぱなし(暖房のため)の人もいて、朝の空気はガソリン臭くすこぶる悪い。早々と出発。盛岡まで出て早朝の散歩。石割り桜を見るのも何年ぶりかな。

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おやき村へ


昔ながらの「おやき」を本物の囲炉裏で作って食べさせてくれる「おやき村」を取材してきた。いま、公な場所で、炎を立てる本物の囲炉裏を見る機会は皆無に近い。みな、煙と灰汚れを心配して炭だけを使う傾向にあるのだ。しかし、ここ長野県小川村の「小川の庄 おやき村」は違った。

車で近づくにつれ、薪火の匂いと小麦の焦げる香ばしい匂いがそこはかとなく流れてくる。おやきを焼く建物に入ると、ほの暗い中に、炎がメラメラと立つ大きな囲炉裏が、中央にでんとある。感動的な光景だった。

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柱補強その2


囲炉裏部屋改装中。

なかなか囲炉裏本体に行き着きませんねえ。柱補強第2弾です。さて、丸太から太鼓落としや角材をとるとき便利な方法をお教えしよう。

図のように丸太が転がらないようにかすがいを打って止め、下げ振りを落として小口に線を書く。点ABを起点にさしがねで四角形を書く。

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