カボチャの煮方


昨日のカニのせいか、今日はバリバリに体調がいい(笑)。夏バテも全然ない。早起きして仕事。涼しくなったので部屋の中も快適だ。困るのはバロンが「相手して」と鳴いてくることだ。

昼は豆のサラダをつくり、また例の方法でカボチャを煮てみた。皮を下にしてステンレス多層構造鍋に一列に並べ、酒と醤油を少しさして、鰹節をふりかけてフタをして弱火にかけ、蒸し煮にする方法である(『丸元淑生のクックブック』による)。僕の場合、ビタクラフト鍋は持っていないので、フタの穴から蒸気が上がり、「チリチリ」と焦げかかる音がするころに火を止めて保温調理をする。

30分もすると、竹串がすっと入るほど軟らかく煮えている。煮汁はほとんど残っていない(焦げてもいない)。鰹節の香りがよく合い、カボチャの自然の甘みも凝縮され、コクがり味もすこぶる良い。これを食べると、出来合いの総菜のカボチャ煮などは甘辛すぎてとても食べられない。

豆のサラダとカボチャの煮物が常備菜として冷蔵庫に入っていると、忙しいときはとても助かる。あとはゴーヤーの酢味噌和えがいつでもさっと作れるのだが、こいつは日保ちしないのでその場で食べ切る量を作る。

いまBusiness Journalというサイトで南清貴氏が「すぐにできる、正しい食、間違った食事」という連載をやっているので、ぜひ読まれるとよいが、その中で最近の若い人がミネラル不足に陥っており体力がない、というような記事を読んだ。

「大都市で若い人がエレベーターの順番を待っている姿をよく見掛けるのが情けない」それはミネラル不足が原因であろう・・・というのである。

カレーライスとハンバーガーと牛丼、それにインスタント食品のようなものばかり食べていると、カロリーはあっても必須栄養素が摂れない。血中のミネラルが不足し、ミネラルバランスが崩れる。それをサプリメントで補おうとしても非常に困難であり、へたをするとあるミネラルが摂取過剰になり、それは不足よりも危険であると。

僕は山登りをしていた若い頃、食べ物で実験してみたことがあるのだが、確かにレトルトやインスタント食品で歩いたときと、自然食で歩いたときとでは体調がちがうのだ。後者のほうが疲れない。1〜2日の山行では気づかないが、1週間以上のハードなテント泊登山をしていると、はっきりとその違いが解かるのである。当時、ちょうど丸元淑生の本を読み始めた頃でもあったが、「なるほどな、これは気をつけないと、大変なことになるぞ・・・」と心底思わされたものである。

若い人たちが無自覚のまま、こんな食生活を続けたらいずれ間違いなく病気になる。そこまで放置しておいた親の世代も悪いのだが、今なら情報を集めて変えていくこともできるのだから、ぜひ気づいてほしいと思うのだ。記事の中で南氏は、

1)米でいえば玄米に近いもの、せめて三分づきくらいで食べる
2)豆は加工したものではなく、ホールの状態の豆を食べる
3)多種類の野菜を全食事量の40%ほど食べる

ことを薦めている。穀物や豆類の中には、豊富にミネラルが含まれているので、それをベースにして日常的・継続的に摂取することが、健康の維持に直結するのだ。そして、さらに重要なのは、そういう食事を続けていると感覚が鋭敏になり、自分の体が必要としている栄養素がピンポイントでわかるようになる、ということである。いま必要な食材や料理が、直感的にわかってくるのだ。

残念ながら、食の経験が浅くカレーライスとハンバーガーと牛丼、それにインスタント食品しか知らない人は、自分が欲している栄養素を含んだ物を選択する力を持ち得ない・・・と南氏は書いている。

インターネットには舌を喜ばせる多彩なおかず作りの調理法が流れているが、本質はそこではない。まずベースが極めて重要だ、ということである。カボチャ煮に使う調味料としての純米酒、本物の醤油、そして鰹節・・・高いと思われる本物の食材や調味料も、数回の外食を我慢すれば買えてしまう程度のものである。

そして日常の食が健全なら、たまの外食や旅行中の食事も余裕をもって楽しむことができるのだから、それがまた嬉しいではないか。

http://biz-journal.jp/2017/09/post_20484.html


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