カラオケK、夜二郎


午前中ブログを3本書き、昼は畑でニラとネギとジャガイモを収穫してそれで味噌汁をつくって食べた。ジャガイモはすでに枯れ始めたものが出てきて、連作障害なのか病害か? と思われたが、ひとつ掘ってみると小さいながらも健康そうなジャガイモが採れた。

夕刻、バスで町へ出る。たびたび書いているが故yuiさんのお父上は歌が抜群にお上手で、群馬の山暮らし時代から、高松に滞在するときはきまってご両親からカラオケに誘われていた。これまで7~8軒ほど連れていってもらったのではないだろうか。その中でも瓦町にあるスナックKは最もよく歌いにいった店だ。

そのKが夏に店じまいするという。マスターは家に畑を持っていて、収穫ものや苗をいただいたりして個人的にもお世話になっている。あと何回行けるかわからないが、今日は顔を出しておきたかった。

僕らの世代は歌いに行くならカラオケボックス派であり、カラオケスナックはご老人たちのカオスになっていることが多い。Kもご多分に漏れずそうだが、なにしろ群馬時代から顔を出しているので顔見知りのご老人もたくさん居て、僕が行くとなると町の友人たちも来てくれたりするわけである。

演歌が連続する中で浜田省吾やビートルズなどを差し挟み、ときにデュエットでハモりを入れたり口笛でアドリブをとったりして受けまくり、お酒は周囲から飲まされて・・・。しかしここは私にとって貴重な観察場所であり情報源でもある。讃岐という地域の特性を、お年寄りたちの振る舞いや言動から学ぶ修行の場、とも言える。

yuiさんのご両親には旅の報告を兼ね、友人たちは次の仕事の打ち合わせの約束をし、飲みながら、歌いながらも社交するのは忘れない。グラスが空になれば友人のボトルから焼酎が注がれ、お父上からバーボンが来て、マスターから冷酒を奢られる。

おひらきになり、店を出てひとりでラーメンを食べに行った。しばらくぶりに二郎系の「ダントツラーメン岡山一番店」ラーメンの小。写真はしっかり撮ってはいるが、酔いで朦朧として味はよく覚えていないw。でもたまにこのモヤシと豚、そしてニンニクの効いたスープ、ごわごわの太麺が食いたくなるんだよな♬

大通りに出てタクシーを拾おうとするが、タクシーの数が少ない上にびゅんびゅんと飛ばすのでなかなかつかまらない。ようやく一台がUターンして戻ってきてくれた。バロンは外へ出したままだ。待ちくたびれたのか帰宅のドアの音にもやって来ない。

僕はベットに倒れ込んで爆睡。たぶん深夜ドアの前で「入れてくれコール」をしていたと思うが・・・。そうしてバロンは翌朝、ちょっと怒ったようなトゲのある鳴き声で家に入るのだった(笑)。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください