野生のウドと渋川のソースカツ丼


朝の散歩で移植しておいたウドを採取。スーパーに売っている白いのじゃなくて緑でごわごわの毛が生えているが、根元に近い所の皮を剥くと白っぽい柔らかな茎が現れる。香り高くほのかに甘苦い。それをスライスして新タマネギとレタスのサラダを一品。

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ツナ缶の中身が少し余ったのでトマトスパのソースに投入。オリーブの実、ニンニク、タマネギ、赤トウガラシ、も入っている。相変わらず「大盛り」、でもここでの生活では腹が減るのだ。畑で間引いたシュンギクのおひたし(胡麻和え)が美味しかった。甘みがあって味が濃い。でも、えぐみは感じない。

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塩漬けした梅から水が上がってきた。と同時にすばらしい芳香がする。梅酒も仕込んだ。でも種が未成熟すぎるものもあってちょっと心配。落下梅のうち、なるべく大きめのものを選んだほうがよさそう。

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午後から相方の歯医者、藤岡へ。今回で完治。
「良心的な歯医者さんで良かったね。ところで、完治記念(?)に食事&日帰り温泉へ行く?」
「行く行く!」
と、この出好きの二人は誰にも止められないのだ。ところで我々の行動半径には、このページにもリンクしているBandit’s Rainさんの食情報が大変役に立つのである。まずは渋川のニコニコ亭へ。カーナビも外ネットも持たない僕らは市役所で電話帳と住宅地図を借りて、たどり着いたのはなんとも下町情緒の残る静かな住宅地の路地。

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で、出てきたソースカツ丼にまたまたぶったまげた。高崎の一二三食堂も凄いがここもハンパじゃないぞ。カツは1枚から何枚でも選べるので、相方は2枚を、僕は3枚を注文したのだが、丼からはみ出ているのはいいとして、その3枚のうち1枚はご飯に着地していないのだ。

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肉自体は薄いものなので、衣のかりかり感とソースのからむジューシーさを楽しむ感じかな。ここのソースカツ、1枚140円で持ち帰り販売もしてる。僕らが食べている間、持ち帰りを電話予約していたお客さんが次々と揚げたてのソースカツを取りに来るのだった。

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油がいいのか意外にもたれない。が、さすがにお腹が重い。温泉は沼田市の南郷温泉「しゃくなげの湯」へ。ここは赤城の北麓にあたる。地元のスギ・ヒノキをふんだんに使った建物が立派。でも大広間の梁なんかバリバリに割れが入ってる。浴場の更衣室の壁はワラをすき込んだ土壁(多少のモルタルが入っていそう)だったりしてこだわってるよね。ここは源泉100パーセント、加熱もしていない掛け流しの天然温泉だ。

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ちょっとお腹もこなれて、大間々まわりで帰還。赤城山麓は最高のドライブコースだね。しかしまあ森林ボランティアで4年も群馬に通っていて、その間、まったくといっていいほど他の地を見ていなかったよね。いま、その群馬の空白を取り戻している感じで、面白くってしょうがないのです。


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