バロンの異常な食欲とカレーのマタタビ効果


夏のあいだバロンは食欲が減退していたのだが、秋口からやはりガッツリ食べ始め、このところさらに異常な食欲をみせている。ドライフードだけでは絶対にダメで、一日に1〜2回は肉や魚、つまり私が日頃食べているオカズを食べたいとせがむ。放っておけばいつまでも鳴き、こちらもイライラして仕事に支障をきたすのでついつい与えてしまう。するとバロンは胃袋の限界まで食べて、腹の中にソフトボールが入っているようになる。持ち上げるとこんな感じ。

かといって満足しないまま外に放り出すと、他の敷地で何か悪さをしないともかぎらない。今後は、肉魚以外のもの、たとえば穀類や根菜などを混ぜ込んで増量し、食欲を抑える作戦を検討中である。

今日はカレーである。かなり久しぶりかも? いつもは4〜5人前を仕込むのだがひとりなのでタマネギは1個半。クミンを焦がしてからタマネギとニンニクを炒め、赤唐辛子2本を入れる。コリアンダー、カルダモンを乳鉢でつぶしておき、豚モモ肉にカレー粉をまぶしておく。

タマネギが十分色づいたら別鍋にとり、次に豚肉、ニンジン、ジャガイモを炒めてコリアンダー、カルダモンを入れ、鍋に合体させる。鍋に水を入れて、クローブ、シナモンスティック、月桂樹、セロリの葉茎、ショウガのすりおろしを入れて煮る。

ジャガイモとニンジンに火が通ったら・・・

今日はちょっとズルをする(笑)。

仕上げにわずかな塩、そして酸味にダイダイをしぼってみた。これでいったん火を止めて寝かせる。

ここでバロンの鳴き声がしたので2階に上げてやった。すでに夕刻たらふく食って次のサプライズ餌が出るのを待機中、しかし諦めて外へ出ていったのだ。バロンは2階に上がるなり妙な行動を起こした。カレーの匂いに反応したのか鳴き声を上げながら身体を床にすりつけ、ごろんごろんと転がっている。試しに月桂樹の葉をカレーから引き上げて鼻の前に持っていくと、やはり異常に興奮する。

カレーの香辛料にはマタタビのような効果があのだろうか? 先日のモロダの木といい面白いことである。でもカレーはこれまで何度か作っていたはずだが・・・。そうか、ヤツも性的に成熟してきたので匂いへの反応も変わったのだ。しかし、カレーを食べ終わるまでこの猫踊りを足下でやられたら・・・たまらないのでまた外へ出す(笑)。

ここでロース肉を取り出す。スーパーKでたまに見掛けるサシの入った美しい豚ロース。 とんかつ好きの私はこの姿を見るとついつい購入してしまう。

肉は軽く塩をして常温に戻し、浮き出た水分をキッチンペーパーで拭き取っておく。それを低温から揚げる。

う〜ん、このままソースをかけて食べちゃいたいが・・・

温めなおしたスパイシーでとろっとしたカレーをかけて・・・いただきます。カレーには赤ワインかウィスキーを合わせるのが吉♫

しかし、この黒い物体は今後どうなっていくのであろうか(謎)。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください