読書、バルサミコ


連日、敷地と畑の草刈り。ミョウガの初収穫。今期は十分に草刈りの手入れをしていたので、ミョウガがすこぶる元気である。これから秋まで、売るほど穫れてしまうだろう。カボチャのつるを誤伐してしまう。こぶし大に結実していたのに残念。ところがこの未熟のカボチャをかじってみると甘くてなかなか旨い。ズッキーニに似た味なのだった。石垣のきわに植えミニトマトが順調に実をつけ、毎日数個づつ完熟の実を食べている。

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ここ数ヶ月、野菜を外でほとんど購入していない。今朝はナス、ネギ、ジャガイモ、オクラを入れた夏野菜のみそ汁。夕食はピチットで脱水しておいたマグロ中落ち(スーパーで100円だった)のイタリア風ソテー。塩コショウしたものをオリーブ油で焼いて、仕上げに醤油とバルサミコ酢で味付け。付け合わせは茹でたニンジンとジャガイモ、モロヘイヤ。レストランも真っ青の美味しさである。だしがらのかつお節とマグロのはぎれは野良猫ミッキーにもサービス。

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相方は以前桐生で買った古着の浴衣地を作務衣に仕立てている。僕は日中の炎天下は木陰で読書。『生活大国イギリスの知られざる習慣/大人のためのスピリチュアルライフ』井形慶子(大和書房)、『知的DIY技術』中野不二男(新潮選書)を読了。常日頃、疑問・不快に思っている日本人オトナの性癖・習慣、そして子育てや教育について、膝を打つような言葉がちりばめられていて面白かった。

相変わらず庭先で食事することが多い。シラカシの木陰はなかなか快適。家屋の軒(のき)の出も重要だ。野良作業ではシャツがしぼれるほどの汗をかき、下着を日に2度も取り替えることになるのだが、夜は肌寒いくらいの涼しい風が吹き始めている。ようやく夏も峠を越えた。イタルさんからササゲ豆の種を貰った。「インゲン、よくできてるじゃねえか。草をむしっておいたほうがいいよ」というわけで、夕刻も草取りの続き。早いもので、もうすぐここに来て1年が経とうとしている。

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