高山社と群馬の養蚕


1/23、「富岡製糸場と絹産業遺産群」が世界遺産暫定リストに選ばれた。製糸場のある富岡市ではお祝いに市民3000人の提灯行列が行なわれたとかで、富岡でこんな提灯行列は戦時中のシンガポール陥落以来という騒ぎだったらしい(笑)。

築100年の養蚕民家に住んでいることもあり、僕らも引っ越し早々この建物のルーツや群馬の養蚕の歴史、桐生の織物について学び始めた。高山社の養蚕法については旧ブログ日記「木の机」に、富岡製糸については同じく「シルクハット」に書いたが、その高山社もまた世界遺産暫定リスト「絹産業遺産群」の中に含まれている。

市報で高山社に関する講演と見学会があることを知り、昨日と今日の2日間行ってきた。昨日は藤岡歴史館で松浦利隆氏(県新政策科世界遺産推進室長)の講演「高山社の創成期について」。今日はその創始者である高山長五郎の生家と、お隣埼玉県児玉町にある競進社の模範蚕室の建物(県指定重文)をマイクロバスで巡る小ツアーだった。

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