瀬戸内定置網漁取材(その2)


遠くに小豆島の島影を眺めながら、険しい岸壁の岬を岸に沿って回っていく。定置網は2つの切り立った岬の間の入り江に仕掛けられている。定置網は網を動かして魚を捕るのではなく、海中に仕掛けて自然に魚が入るようになっている。漁の合間に図を描いてカタチを教えてもらったのだが、その構造はなかなか複雑である。

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瀬戸内定置網漁取材(その1)


カメラのフレームで切り取れば、まるで南の島の海のようだが、れっきとした香川県の瀬戸内の浜辺である。この沖にM君の定置網がある。M君は石田高校卒、弱冠21歳という若き独立漁師である。今日はその定置網漁をN先生と共に取材させてもらう。前回1/29は小アジがほとんどだったが、今の季節アジの他にも様々な魚が入るという。

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小田漁港から船上へ


早朝、N先生を自宅まで迎えに行き、志度へ向かう。志度の小田漁港に石田高校卒業生の若き漁師がいるのだ。彼の船に乗せてもらい、定置網漁を見学させてもらうことになっている。そして、上がった魚を本日のGomyo倶楽部新年会で食べるのだ。

彼の家は代々の漁師で父親も現役の漁師なのだが、父の船の手伝いをするわけではなく、いきなり船を持って独立してやっているという。

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