高枝伐り、イタルさんと飲み会


集落支援員の仕事で神流町の持倉と椹森へ。出発してすぐ役場から連絡が入り、持倉で不幸がでたとのことで8日の午後の部は急遽中止となる。

というわけで旧アトリエの作業をすることに。イタルさんは元気に畑仕事をしており、娘さんのY子さんも藤岡から世話に来ていた。

作業は、yuiさんは家の中の掃除と片付け。私は外回り。イノシシが出てクリンソウの湿地が掘り荒らされている。雑草の伸びはアレチウリがかなりはびこってしまった。しかし、アレチウリの花はキイロスズメバチ・コガタスズメバチがたくさんやってきており、かなり重要な吸蜜植物となっているようだ。

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ギンナンご飯


ほだ木の椎茸がもう最後の2~3個になってきた。それと畑のニンジンを抜いてきて、炊き込みご飯をつくる。ギンナンは前橋の公園で採ってきたもの。

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毎年、この季節には新米でギンナンご飯を炊いて、お隣のイタルさんに持って行くことにしている。いろいろお世話になっているからね。


竹割り、着物


イタルさんが竹を割っている。インゲンの支柱づくりだ。すかざす近寄っていき、観察。「ははぁ、竹は細いほうから割っていくんですね」と呼び水をしてから、ちょっとひと呼吸の合間合間に質問をする。本当は10~11月が伐り旬のベスト。12月には早くも水を吸い上げるという。イタルさんはコンニャクの収穫などに忙しいのでいま伐ったというわけ。

最初の一節まではナタの背を丸太で叩いて(鉄のハンマーでやるとナタの背は軟鉄なので変形してしまう。イタルさんの使っているのは竹割り専用の刃物のようだ)そこから先は手で裂いていく。ほんとうは半割したら、それをまた半割、というふうにしていくと割りやすいのだが、それでは支柱には太すぎるのでイタルさんは三つ割りにしていた。

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石垣積みパート2(高い石垣の場合)


Y先生の畑の石垣修理を終えたとき、イタルさんから、

「ウチの畑の石垣も頼むよ」

と言われていた。そう、あの昨年の台風9号でイタルさんちの石垣も壊れていたのである。それは80歳のイタルさんがここに暮らして一度も壊れたことのない石垣だった。それほど、今回の雨は凄まじかったのだ。

今回は石垣がやや高く、足場を組んで石を上げねばならない。幅もあるのでかなりの作業量がある。若い頃のイタルさんなら、一人でやってのけてしまう作業なのだが、大きな石はさすがに上げれないので、僕の助っ人を待っていたわけなのだ。

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