レコーディング


音楽仲間のKさんからの仕事で、yuiさんが歌のレコーディングに行ってきました。絵本『海の向こうにかかる虹』のアニメ用の歌(作曲はKさん)、1曲だけですがハモリもあったりしてけっこう大変。スタジオは桐生市内のKISARA MUSICさんにお世話になりました。

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スタジオ・レコーディングは自主制作『この町で』以来6年ぶり。さらにPCによる調整・お色直しが進化しているそうで、仕上がりが楽しみです。

お楽しみに♪


南牧村の石垣


支援員の帰りは上野村から南牧村・下仁田へ抜けた。南牧村は「石垣の村」といっていいほど石垣の多い集落が点在する。南牧川の本流沿いでは河原から上げた若干丸みをおびた石を使った石が見え始める。対岸の細い集落道には「おおっ」と唸ってしまうような石組みを見つけた。

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中野純「奪衣婆写真展」/蒲生~諏訪


明日から長野で開かれる「ツキノワグマ勉強会」に出発。開始が9時と早いので近くの道の駅で車中泊する予定。

あちら方面に行くときはふつう軽井沢まわりで行くのだが、中野純さんの「地獄のファーストレディ奪衣婆写真展」が蒲生(越谷市)で今日から開かれるのでまずはそれを見に行く。

中野さんは私が群馬に来る前はご近所さんで、一緒に取材に行ったりなかなか面白い体験をさせてもらった。私は他の人の文章の挿画とかあまりやらないタイプなのだけど、中野さんの本では表紙絵にもなっているのだ(こちら)。

会場の木土水ギャラリーのオーナー、エンドウキヨシさんは五日市の「少女まんが館」を設計した方で、私の『図解 山を育てる道づくり』を買ってくれたりした。面白そうな建物をちょっと期待していたら、その通りだった(笑)。

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ブラジルの水彩画


「ブラジルのもう一つの国歌」と言われるこの曲、アリ・バホーゾの代表作「ブラジルの水彩画」。ジョアン・ジルベルトの名盤『ブラジル 海の奇蹟』のバージョンが最高だなぁ。あれは何度聴いても涙がこみ上げてくる。ずっと抑制を効かしておいて、最後の最後にパーカッションで盛り上げるところが・・・。心は一気にアマゾンのジャングルやアフリカのサバンナに心は飛んでいく。それが、この曲の深い歌詞を見事にとらえている。

You Tyubeでジョアンのギターソロバージョンを聴いた。

ギターという1台の楽器、たった一人の歌なのに、間然として最後まで飽きさせず、ぐんぐん引き込まれる。音楽はオーケストラの複雑な音がいっぱいあればそれでゴージャスになる、というわけでは決してないのだ。ジョアンは「禅」であり「茶の湯」なのである。晩年の日本公演が奇跡のような大成功をおさめたのが今となってはよく解る。

今日は桐生市内のカフェでリオツアー「ボサノヴァミュージシャン田村ひろと行くリオ・デ・ジャネイロやすらぎのボサノヴァの夕べ」の説明会があって、田村さんの弾き語りを聴くというおまけつきであった。ありがとうございました♪

残念ながら、今のところ私たちは旅費を捻出できそうにない。そりゃ死ぬほど行きたいけどな・・・。

過去の日記「ジルベルトが来た場所」


コメント
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ブラジルの好きな音


桐生に来てYou Tubeが見れるようになって発見したブラジリアン音シリーズ。

まずはホメロ・ルバンボの「Song For Kaya」。ん~全然知らない人だったが、ボサノバで検索しているうちに引っかかった。Jazzテイストを持っている人だね。あまりに良い曲なのでテーマだけは耳コピーしましたよ。キーがBなんだけどこのキーでサビの不協和音が使えるんだね。アドリブパートもすばらしいな。Kayaはルバンボの娘さんなのかな?

ディエゴ・フィゲイレドの「Stella by Starlight」。若き天才ブラジリアン・ギタリスト。巧すぎる! タイム感覚抜群だし。パット・メセニーやジョージ・ベンソンも絶賛しているらしい。シリル・エイミとのデュオ『ジャスト・ザ・トゥー・オブ・アス』というジャズアルバムも出ている。あとは人生経験だな。

イベッチ・サンガーロとホーザ・パッソスとのデュオ。サンガーロはハスキー声で「ブラジルの小野リサ」って感じだ(?)。パッソスは風貌はサラ・ヴォーン。でも声はホーンライクなのに繊細で美しい。ああ、ホントにボサノバいいよなぁ、って唸らせるデュオだね。

さあ、SHIZUKUも頑張らなきゃな!