そばごやとかいだ屋


徳島の剣山のふもと貞光(つるぎ町)にある蕎麦屋「そばごや」へ。5回目くらいの来訪になるか? 砥部焼だろうか、かわいい絵付けの灰皿が置いてあった。隣の緑のビンは自家製抹茶が入っている。自家製抹茶を売り始めたので試飲品なのだろう。

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初めて行ったときからしっかり顔を覚えられている(と思うw)。いつも何かを出してくれる。今回は「ミョウガは好きですか?」と薬味のきざみミョウガがたっぷり。

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ここはざる蕎麦とかけ蕎麦しかない。私はいつも大ざる(800円)。蕎麦は最高! なのだが出汁とネギが難。これは西なのでしょうがない。

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今年は雨が少なくめちゃ暑いそうで、お茶の葉も伸びが悪かったそうだ。

剣山の下を回って東祖谷へ。栗枝渡(くりしど)八幡神社へ行ってみる。

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中央構造線の南帯にある緑色片岩を使った石垣が特徴的。

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徳島の山にはこのような山上集落がたくさんある。これも四国の顔の一つといっていいだろう。幹線道路から離れて細い山道を上っていくと忽然と集落が現れる。車でしか行けない所ばかりで、かつ道が細いので気を使う。どこでも過疎化が進んでいるはずで、使われていない畑がたくさんあり、草刈り管理だけをしている様子が伺える。

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後日、高知空港の近くにある鰻屋「かいだ屋」へ。高知は養鰻業が盛んで、天然物もよく採れることから鰻屋が多いらしい。知らなかった。かいだ屋は食べログでも上位に入る有名店。高知の繁華街からはかなり離れた場所にある。

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店名とウナギの絵が描かれたされた看板代わりのセスナ機が目印。

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メニュー。稚魚が採れないのでお高くなりました(汗)。

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仁淀川山椒というのがあるらしい。

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店内はあっさりとした内装で明るく、全然老舗っぽくない。昼の時間を外して行ったのですぐに座れた。

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うな重1本入り(2600円)を注文。さすがに1本半入り3600円はちょっと・・・

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20分以上待ったかな。関西の蒸さない直焼きタイプ。皮が箸でちぎりにくいのを考慮してか包丁を入れてある。蒸さないので脂っこさもかなりのもの。

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皮の存在感がしっかりとして、食感はパリっとしている。厳選された養殖ウナギを注文を聞いてから調理に入るので生臭さはまったくない。肝吸いも美味しかった。しかし、なんというかウナギの風味が少ないな。関東風の蒸しを入れた蒲焼きのほうが私は好みかな・・・。

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店の前の田んぼにナベヅルが来ている写真が飾ってあった。そういえば電線がほとんどない広々とした田んぼが広がっている。

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初めて高知に行ったとき(1999年夏)、はりまや橋の近くでうな丼をひつまぶし風に食べたことを思い出した。うなぎ屋のいい匂いにつられたのであるが、なかなかいいアンテナを持っていたんだな。観光ではなく森林のイベントに参加する旅行だったので予備知識もなく、よさこい踊りに使う木製の打楽器「鳴子(なるこ)」を土産物屋で見て「カペカペ音が出るのだがいったいコレは何?」などと絵日記に書いていた、うぶな私であったw。

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ちなみに四万十川周辺は取材で何度も訪れているのだが、四万十川の天然ウナギを食べたことはまだない。


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