トイレのペーパーホルダーと鳥獣戯画


工事中に棟梁が使っていた道具に「埋木錐(うめぎきり)」というのがある。インパクトドライバーの先に付けて、これでダボ栓を作ってしまうというものである。同じ材料で栓を作ればビスの頭を隠す栓はより目立たない。

1,800円くらいするのだが、いろいろ使えそうな有用部品なので私も買ってみた。

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ブラックウォールナット(黒クルミ)から木栓を作る。

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それをトイレの自作ペーパーホルダーの栓にするのだ。9mmのドリル穴を開ければ、この栓がぴったり納まるというわけである。

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本体はこんな感じで3つの素材を加工し、それぞれ2本ずつ、計4本のビスを使って組み立てた。素材は上からスギ、ベイマツ、ベイツガ。例によって今回の家づくりの残材利用である。

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ロールペーパーが回る部分は角材から丸く削り出したもの。ノコ目を入れて手斧(ヨキ)で軽くハツり、切り出しナイフで仕上げる。

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トイレの手水鉢の棚に下からビスで止めた。最近のトイレットペーパーはミシン目がついていてちぎりやすいし、ウォシュレットだから紙の使用量も少ないので、このようなシンプルな構造で十分。

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上に飾っているのは京都で観た鳥獣戯画展の、図録に付いていた蛇腹折りのミニブック。

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岡田陶房の砥部焼ともよく似合っているね♫

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