墓参り、正月のベーコン


2日は恒例行事でyuiさんのご実家の集まりに出る。墓参りと会食。その後、yuiさんのお墓にお参り。すばらしい天気で、屋島山頂への道は渋滞ができていた。しばしドライブを楽しんでアトリエへ。

夕刻は囲炉裏暖炉を焚きながら、ご両親に私の手料理を食べてもらった。果物、漬け物、畑の野菜を添えたベーコンエッグ、そして昆布・鰹節だしの白味噌雑煮。なんだか支離滅裂だが、手作り自然食感は満載で喜んでいただけたようだ。

朝から家に入れたままだったバロンは、私たちの帰宅と同時に外に出ていったが、なかなか帰ってこない。客人が帰る頃ようやく姿を見せ、皆に撫でられている。

スーパーに行くと、カニや、豪華な刺し盛りや、高級和牛などがてんこ盛りで売られているが、今年もそんな食材とは無縁の正月だった。しかし自分で手をかけた餅米でできたお餅、手作りの白味噌とベーコン、そして菜園の野菜と地場産の果物、これだけで十分豊かだ。

夜はひとりでナポリタン。ベーコンの端のところの消費を兼ねて。今日はブラウンマッシュルームで。

ベーコンから脂が出てくる。

ここでケチャップとトマトピューレをよく焼くのがポイント。そして赤ワイン少々。

茹で置きしてオリーブ油を回しておいたパスタを入れる。最後にバターを入れ、茹で汁でからめる。

ぜんぜん正月らしくない、しかも1.5人前w。

しかし、この手作りベーコンの威力はスゴイ。市販品で作ったときとはまったく別物のナポになってしまう。ヤマザクラチップの燻香が、これだけケチャップにもまれてもまだ残る。しかも、ベーコンそのものが凄くいい味をしているのだ。さあ困った。もう市販品には戻れない(笑)。

このベーコンの原料はは石田高校で養豚された豚バラ肉。塩分は重量の2.3%。それに粗製糖、白コショウと黒コショウを細かく挽いてブレンドしたもの、タイム、ローズマリー、ローリエを少し、ガーリックパウダーに麦焼酎。ジップロックに入れて冷蔵庫へ。

一週間後、水洗いして水で1時間ほど塩抜き。その日は1日外にぶら下げて風乾。

夜に取り込んで裸のまま冷蔵庫へ。次の日の夕刻から3時間かけてヤマザクラチップで燻した。冷ましてからラップに包んで一晩冷蔵庫で寝かせる。

ナポもいいけど分厚く切ってベーコンエッグにすると最高に旨いです♬

燻製の様子は、ブログ記事ベーコン燻すで読むことができます。


「墓参り、正月のベーコン」への2件のフィードバック

  1. ベーコンはまってますね
    冬にしかできない肉加工、もう1、2度どうですか
    ソーセージもこの時期に、氷水で手を真っ赤にしながら仕込むとまたやりたくなります
    寒い時期、体が脂を欲するのは自然なんだと思います
    雪山にぺミカンつくって持って行ったのは、冬の肉加工のはしりだったのかもしれないなあ

    1. 時間があれば通年やりたいです。

      フードセーバーで脱気密封して冷凍保存すれば、かなり保つかな?

      冬場以外はピチットを使うという手も。

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