夢パンと大師の夢


さぬき夢パン、最後の残りでサンドイッチ。パンは焼いてみた。

昨日と同じ蒸し鶏やらタマネギやら、

半分に切って竹ピックを刺す。焼くとこのパン、かなり硬くなる。

竹ピック便利だ。

先日わが家へ泊まった和歌山のKさんから、今後の私の生き方にとって思いもよらぬアイデアを頂いた。それはまぼろしのように突然立ち現れた夢だ。yuiさんが亡くなった。確かにこの家と敷地は一人で住むにはあまりに広く、持て余しており、有効に活かしきれていないのである。なにか新しい方向性を見つけないと私自身が潰れてしまうと思っていた。

この夢がどのように進むのかわからないが、うまくいけば思いもよらぬ波及効果を生み出すかもしれない。Kさんは遍路の途上だった。考えてみれば、私は四国に来て初めてお接待をしたわけだ。

この家の設計・建設中にyuiさんと車で四国88カ所を巡った。2014年の4月から(8月を除き)12月までの9ヶ月間、全37日間を使って巡礼したのだ。この家の上棟式は11月3日、このとき巡礼残り24カ所。結願の大窪寺は12月23日だった。

2014・・・この年は四国遍路開創1200年という大きな節目で、各寺院で秘仏公開など行なわれており、それが遍路に誘われる大きな動機でもあった。関東で生まれ育った私が四国をじっくり観察できるよい機会となり、人々や食文化、森林と海岸線、寺院と地形・地質の関係など、実に様々なことを学んだ。

南無大師遍照金剛・・・この場所は大師様からの贈り物かもしれなかった。


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