ポークピカタ、焼酎みかん割り


朝からみっちり仕事。完成までもうひとがんばりだ。しかし、天気のいい日に机に座り続けるのはツライ。午後、男木島石垣ワークショップの担当者が論文を届けに来てくれた。筑波大の浅尾さんという方の100ページ超の修士論文である。仕事の合間に読み込んでおかねばならない。

さて、夜はもう一枚の「瀬戸もち豚」だ。しかしこんなサシの入った美しいロースはなかなか見れない。

ただのソテーじゃなくて、小麦粉と溶き卵でくるんだポークピカタにする。

卵の膜を焦がさぬように、それでいて豚肉にきちんと火が通るように中弱火でじっくり。ちなみにこの鉄のフライパンは東京のサラリーマン時代に購入したもので、実に35年以上使い続けているというシロモノである。

いい感じに仕上った。油切りして肉汁が落ち着くまでちょっと置いておく。

その間にスパゲティナポリタンを作る。ニンニク、タマネギ、マッシュルーム、ハム。

ケチャップとトマトピュレ、よく焼いてから赤ワイン。

ピーマンを入れて茹で置きしておいたパスタを入れて、さらにバターを放り込んで胡椒。茹で汁を加えながら麺に色がまわったら出来上がり。パスタはBarilla(バリラ)の一番太い1.9㎜だ。

ポークピカタをカットしてパスタの上に盛りつける。ぐは=、迫力だな(笑)!

しかし・・・この脂身の香ばしくて旨いコト!

粉チーズやソース、最後はタバスコで変化をつけながら食べる。いやぁ美味しいっ♬ これは豚が良くなかったら途中でギブアップして完食できなかっただろう。やはり銘柄豚はすごいな。ちょっとお高いけど。

今日は無農薬栽培のみかんを貰った。それがとても濃い味で美味しかったので・・・

絞って「焼酎のみかん割り」にしてみた。

おいしい・・・さっぱりと料理のあぶらを洗い流してくれる。しかし、四国の柑橘はすばらしいな。スダチが終わると温州ミカンが来て、そのあと高知の文旦ができる。柑橘の特徴は気候風土、特に土に根ざしたもので、スダチは徳島、カボスは大分、文旦は高知でしかその味と香りが出せない。以前、近所の直売所で地元産のスダチを買ってみたが風味が弱かった。カボスに至ってはまったく香りがなくて驚いた(柚子もイマイチだった)。柑橘は銘柄豚のようにはいかないのだ。

ただし、こちらのハッサク、温州ミカン、レモンは美味しい。そして驚くほど安い。この豊かな柑橘の恩恵を、四国のどれほどの人が理解しているのかな? だから土に根ざした文化が大事なのであって、石垣のある風土を守りたいと思うのだ。


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