薪割りと獅子舞


今日は地区の獅子舞が回って来る日。何時頃来るのか分からないので昼まで外で草刈りをしたり、先日運んでもらった薪を整理したりしていた。

先日の様子である。近所の土建屋さんが、ダンプタイプの軽トラでパルテノンまで着けてくれ、一気に下ろしてくれた。

材はコウヤマキ、ケヤキ、クスノキなどだった。

ほとんど薪サイズに玉切りしてくれている。枝もあるが丸太もごろごろ混じっている。久しぶりに薪割りをする。

西宝町にある鍛冶「土佐刃物製作所」で購入した薪割りはなかなか良い。重さ、柄の長さとも私にピッタリだ。細かいコントロールが効くので、囲炉裏暖炉用にやや細かく割りたいむきには最適の道具だ。

山暮らし時代、もちろん薪割りは何本も持っていたが、群馬から引っ越すときに皆あげてきてしまった。新たな入手に際して洋オノの購入も検討し、「薪おじさん」でグレンスフォシュを手にして実際に割らせてもらったりしたが、この斧は足を開いて太薪を真正面から振りかざして割る道具で、柄が短い。右足を前に出すフォームで長年慣れてしまった私にはこのタイプは向いていない。

とりあえずパルテノンの柱にこれだけ積んだ。もう一方は小幅板と電線を使って止めてある。これは1年乾燥させて来シーズンの薪となる。

獅子舞は3時頃やってきた。昨年はyuiさんのことがあってウチは回らなかったので、ここに越してきて2回目の獅子舞となる。

yuiさんはこのフジバカマの群生を見ることなく逝ってしまった。

フジバカマはかつて北アルプスで見たヨツバヒヨドリを思い出させる。3000メートル級の山々を背に、アサギマダラやヒメキマダラヒカゲがよく吸密に訪れていた。

この花は多年草なので大切に増やしていきたい。そして獅子舞の度に、yuiさんと見たアサギマダラを思い出すことにしよう。


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