イボダイ入手、黒酢の力、オクラのカレー


志度の魚市場と直結していることで有名なスーパーに午前中行ってみたら、アジがメチャ安で、イボダイがあった。ここではシズという名で売られている。

サイズは小さいが鮮度はよさそう。

しかしこれが・・・おろすのが難しい。中骨の上を切っているつもりが下に行ってしまったり。ようやくコツがわかってきたのは最後の頃だ。それにしても、きめ細かい美しい白身である。

塩をしてピチット干物にしてみよう。

せっかくなのでアジとともに酢締めもつくる。

干物の仕込み完了。

夜まで待って酢締めを刺身にする。シズは皮をはいだものとそのまま2つを食べ比べてみたが、皮付きのほうが美味しい。ただし塩がちょっとキツかった。アジのように塩なしの酢締めでいいのかもしれない。

おっと、アジにはネギだったな。うん、こいつはやっぱり旨いね。

自分で切ったダイコンのつまが美味しい。スーパーの刺身のついてくるやつに比べ「雲泥の差」、というくらいこちらのほうが美味しくて、おかわりでまた切った。カツラむきにして縦に切るだけ。水にもさらさない。

つまみにもう一品。半割したゴーヤーを、切り口を下にしてステンレス3層鍋でフタをして1〜2分加熱。火を止めてからそのまま1分放置。それを4〜5mm幅に切って酢味噌で和えたものだが・・・

以前買った黒酢が残っていたのを思い出し、酢味噌にそれを使ったらメチャうまではないか! 砂糖もみりんも入れていないのに、なんとも深い甘みがあり、それがゴーヤーと絡み合う。ちょっとだけ加熱したゴーヤーは少しやわらかく、苦みもやわらいで食べやすい。

まあ、これは訳あり事情で入手したものでね、いつもこんな高いお酢は買えないなぁ。

さて、米は炊いてある。〆はオクラのカレーといってみよう。丸元レシピでは組み合わせにシシトウを使うのだが、ピーマンで代用する。

さいしょにオクラをオリーブ油で炒めておく。

取り出してニンニクのみじん切りを炒め、色づいたところでタマネギのスライスを投入。フタをして弱火。

ショウガを加え、トマトを加えてフタをして弱火。

スパイスはこの4種。コリアンダーだけホールを砕いておく。

トマトが煮くずれたらピーマンを入れ塩を少々、それにターメリック(ウコン)を入れる。

コリアンダーを入れる。

レッドペッパーを入れる。フタをして弱火。

ピーマンがしんなりしたらオクラを鍋に戻し、ガラムマサラを入れてフタをして弱火。それからは数分〜10分の加熱で塩でアジを調整してできあがり。ちょっと野菜の水分が足りないので途中で水を足した。

完成。野菜だけのカレーなのになかなか美味しい。オクラがくたっとなっていないところがまたいい。3分づき米をゆっくり噛み締めながら味わう。

明日にちょっと残しておこうかなと思ったが、全部食べてしまった。

カレーの本場インドでは、オクラは夏のカレーに欠かせない材料で、インド人の最も好む野菜なんだそうだ。丸元レシピではオクラはもっとたっぷり入っている。参考書はこちら。

魚はもちろんバロンにもあげた。さて、シズの干物の味が楽しみだ♬


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