ピチット干物3日目、「海の精」使い始める


今日の収穫。どうしよう、このイチジクw・・・。

昼、小さなゴーヤーを酢味噌和えでひとつ食べたのだが、夜は大きめのゴーヤー1本を使ってチャンプルーに。

そして3分づき米を炊き、アジの干物を焼く。キュウリ酢に豆のサラダ。

ピチット3日目。生臭み油やけ臭まったくなし。旨かったです! この干物、簡単で最高! スダチ、大根おろし、紅生姜、合う合う♬ しかし、この紅生姜すごく赤いけど、天然の紫蘇と梅酢で自分で漬けたものですからね。

粗塩がなくなってきたので、新しい塩をガラス瓶容器に入れ替える。これまで調理には粗塩とヒマラヤ岩塩を使っていたが、今日からは「海の精」を使ってみることにした。これはかなりお高いが、海水を使って古来からの方法で作られているミネラルが豊富な塩で、多くのプロの料理人に使われていることでも定評がある。

赤穂の天塩は原塩は、オーストラリアのシャークベイという清浄な海域でとれる天日塩を使っているが、「海の精」は伊豆大島の海水から作られている。日本の海域では福島原発の放射能汚染が心配されるが、周辺は西から東へ流れる大きな海流(黒潮)に囲まれているため、放射能汚染の影響は少ないと考えられている。

日本の土地はミネラル分が少ない。それで軟水が生まれやすいし、野菜のミネラル分も少なめだ。岩塩はミネラルが結晶化していく順番が決まっている関係で、一番外側の層にはナトリウムが多いのだそうだ。だから日本人にはミネラルがバランスよく含まれている海塩を使うのがいい。

ちなみに化学製塩は純度の高いNaClで、これだけを摂っていると体内でナトリウムの濃度だけが異常に高くなってしまう。それでバランスをとろうと身体はミネラル要求の信号を出す。つまり塩辛いものを食べてミネラルバランスを回復しようとするのだが、ここでまた化学製塩を摂ってしまうとミネラルがない上にナトリウム過剰になる。そこでまた塩への過剰な欲求が生まれる・・・というループに陥る。

「減塩」というけれど、減塩しなければいけないのは化学製塩(NaCl)なのであって、ミネラル豊富なまともな塩はきちんと摂るべきなのだ。まともな塩なら、身体に塩が満ち足りていれば、塩辛いものへの欲求はピタリと止まる。また、外食や加工食品では、コストの関係で高い塩は使えない。だからほとんど化学製塩を摂ることになることは、知っておいたほうがよいだろう。

今日のチャンプルーは豆腐とゴーヤーの下味、そして仕上げにもこの塩で作ってみた。うん、ちょっとちがっていい味だった。これからが楽しみだ。


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