クロム不足がもたらすもの、夏の囲炉裏暖炉


昼飯、またヒジキの煮物を作り過ぎてしまった(笑)。今日も3分づきに精米して炊く。2.5kgの袋で買っている無農薬玄米、これで終わりなのでまた買いに行かねば。

ところで四国に引っ越してからこのアトリエに来るまで、僕は外食も多くてうどんはしょっちゅう食べていたのだが(おかげでかなり太ったw)、香川県は糖尿病による死亡者数が全国3位、受療率は同2位と糖尿病ワースト県で(面積最小の県だから実質「ワースト1」だろう)、これはうどん愛好が原因だと言われたりしているんだよね。

でも調べてみると、糖尿病は香川県だけの問題ではないのだ。いまや「国民の5人に1人が糖尿病またはその予備軍」と、厚生労働省が堂々と発表している。さらに世界的にも患者数は激増しており、とくに中国は現在世界一の糖尿病大国なんだそうだ。

さらに驚いたのは、「香川県の小学生の糖尿病とその予備軍率が10%超えている」(今年のテレビでは14%とも)・・・なんていう情報もある。これはどう考えても異常だ。糖尿病や肥満の原因は? 甘いものの摂り過ぎと思われがちだけど、決してそれだけではない。

原因としては大きく3つあって、それぞれが連動している。その3つとは、1つ目が「白い悪魔の三兄弟」、2つ目が「トランス脂肪酸」、3つ目が「クロム不足」だ。(『40歳からは食べてはいけない病気になる食べ物』南清貴)

「白い悪魔の三兄弟」と南氏が呼んでいるのは、1)白米2)精製された白い小麦粉3)精製された白い砂糖のことだ。これらはカロリーはあるのにビタミン・ミネラルがごくわずかしかない(精白糖に至ってはゼロ)。その特徴から、英語ではエンプティカロリー(空のカロリー)と呼ばれる。

「トランス脂肪酸」のことは前に詳しく書いた(こちら)が、クッキーやドーナツに含まれているし、外食で揚げ物料理を食べた場合、かなりの確率でこいつを摂取していると考えていい。

「クロム不足」についてはほとんどの人が聞いたたことがないと思うが、実は「クロムを不足させている食事をしていて肥満を解消させるのは不可能である」という事実を現代栄養学は突き止めている。

クロムはブドウ糖が細胞に取り込まれるときに開閉するドアの鍵を開ける役割をしている。だからクロムが不足すると血中にブドウ糖があふれてしまう。あふれたブドウ糖は脂肪に変わって身体に貯蔵される。クロムはまた体内でインスリンの分泌量をコントロールしていているのだが、インスリンがだぶつくと身体は「もっと食べよ」という指令を出す。クロムの不足は糖尿病を呼び込むだけでなく、ダブルパンチで肥満を促進させるのだ。

穀類を精製するとミネラルが大幅に減少するけれども、とくに多く失われるのがクロムだ。小麦粉の場合、精白してしまうとクロムのなんと98パーセントが失われてしまう。米は白米にすると92パーセントが失われる。(『たたかわないダイエット』丸元淑生)

では「精製していない穀類」の他にクロムを多く含む食品は?・・・豆類、きのこ類、アサリ・ホタテ・エビ・イワシなどの魚介類、ひじきをはじめとする海藻類、卵、レバー、野菜ではブロッコリー、さつまいも、キュウリ、タマネギ、レタス、セロリ、トマト、リンゴ、梨、プルーンなど。面白いところではブラックペッパービールにも。サプリメントとして薦められるのはビール酵母だそうだ(前出の南氏の本と『たたかわないダイエット』丸元淑生、による)。

う〜ん、けっこう食べているけどな・・・なんて思っちゃいけない。実は身体からクロムを奪う食品というのがあるのだ。それは

「砂糖と精製加工度の高い食品」なのだ。

砂糖はインスリンを多く分泌させる。すると身体の中のクロムに動員がかけられる。このクロムは再使用できないため尿から排泄されてしまう。だから「砂糖はカロリーの塊だから太る」というような単純な理屈ではないのだ。

まあ、普段の食事に砂糖を使っていなければ、お茶の友に甘いお菓子・・・くらいなら影響はない。が、外食したり外弁を食べて感じるのは総菜の異常な甘さだし(ソースなどの調味料にも)、市販の加工食品のほとんどは砂糖が使われていると考えていい。

砂糖どころか、コンビニなどのスイーツには遺伝子組み換えコーンから作られた「高果糖コーンシロップ(別名・果糖ブドウ糖液糖/ブドウ糖果糖液糖)」が使われている。これは遺伝子組み換えだけの問題だけではなく、糖の中でも劇的に血糖値を上げるという疑いがあり、アメリカでは使用禁止の運動が広がっているほどだ。

もちろん人工甘味料も論外である。これは味覚を刺激するだけの物質で、身体には消化もされず代謝もされない。分解もされず排泄もされず腎臓や肝臓に蓄積され、その結果やがて免疫力が落ちていく。

ところで天然の出汁をとるでしょ、その出汁に味見しながら塩を少しずつ入れていくとぴたっと決まる1点があって、そこを超えると塩辛くなって不味くなるよね。ところが、ここに砂糖を入れると塩辛さが和らいでしまうわけ。逆に言えば調味料に砂糖を使うと塩分も多くなる。これに化学調味料が加わり、油脂でコクを出す・・・というのが加工食品のパターンなのだ。

というわけで、

・「精白小麦」のうどん
・「トランス脂肪酸」の揚げ物
・「白砂糖味付け」のお稲荷さん

といった組み合わせの「香川県のみんな大好きランチ」が、残念ながらいかに不健康な食べ物であるかがわかるでしょ(笑)。

マグロの中落ちが安いときは買って、蒸してバロンの餌にするのだが、今日はバロン用にお刺身が届いたので、蒸しマグロは僕が食べることにする(笑)。サイコロに切って、タマネギのスライスとともにウナギのたれを基本出汁でのばしたものでさっと煮付ける。これがなかなか旨い。ワサビも合う。

今日は気温が36度まで上がり、午後は避暑を兼ねて買い出しに行った。夜になっても蓄熱した熱気が部屋から抜けない。しかし、バルコニーに出ると風は涼しくて気持ちがいい。ちょうどおぼろ月が出ていたのでキャンプ用のイスを出して涼むことにしたらバロンもやってきた。

グラスは手すりにのせる。

直島の美術館やホテルの灯り、女木島の灯台の明滅を眺めながら心地よい風に当たる。一日中冷房の中にいたら、この気持ちよさは解らないだろうな。

身体が冷えてしまったので、久しぶりに囲炉裏暖炉に火を点けてみた。窓は開けたままだ。すると、炎が外の冷えた空気を室内に引き込んでくる。換気扇効果だが、換気扇のようにうるさくないのがいい。

音楽をかけながら遅くまで飲んでしまった。ちなみにアルコ―ルもエンプティカロリーですぞ。(-_-;)ゞ

 


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です