カメとタケノコ、アスパラの牡蠣油炒め


朝、敷地と畑の草刈りをちょっとやって、アスパラガスとニラを摘んだ。8:30を待って近所の直売所にタケノコを買いに行く。いつもは最短の下道を行くのだが、今日は天気がいいので勝賀山の農免道路を回ると、いつも気になる自然度の高い小さなため池にカメの甲羅干しを発見。

すごい数だ。しかもデカイ。車を止め、iPhoneで撮影し始めると、私の姿に気づいたカメたちが動き始め、水の中に逃げ始める。が、そのまま甲羅干しを続けるカメもいる。

振り向けば海側はこんな景色だ。下にもため池がある。海に浮かぶのは右が屋島、左が男木島と女木島だ。

直売所では切り花も安く売っているので、仏花に買い求めることが多いのだが、量が多いので床の間にも回ることになる。今朝剪定したクリの若枝も挿してみた。

タケノコはこんな小型のが2個セットで売っていた。買ってきたらすぐに茹でる。まず先を斜めに切って中身に傷がつかないように縦に切れ目を入れる。

赤唐辛子と米ぬかを入れて、水から炊く。

鍋は直径24cm。落としぶたは21cm。このアイテムだと小型のタケノコ2個がちょうどぴったり茹でやすいサイズなのだ。

沸騰してから火を弱めて50分くらい。竹串で根元を刺してスーっと入るようなら茹で上がり。鍋のまま冷ます。

ニラは茹でて試食してみると驚くほど甘い。

シュンギクと同じようにナムルにしてみよう。黒胡麻を炒ってすり鉢で擂る。

擂ったゴマに醤油とみりんとえごま油を入れて、茹でたニラを和える。

美味しいが、ニラの甘さがあるのでみりんは不要だった。

タケノコは今日は若竹煮で。ワカメを入れ過ぎてしまった。入れすぎると出汁が薄まってしまうのだ。

メインはアスパラと豚肉を使って中華風でいく。

ニンニク、ショウガの擂り下ろし、それに酒と醤油で肉に下味をつける。肉は豚モモ肉をちょっとボリュームのある細切りにする。

20分ほど置いたら肉にカタクリ粉をまぶして炒める。火は弱火。くっつかないように菜箸ではがしながら、ひっくり返して火を通していく。

ほぼ火が通ったところで下茹でしておいたアスパラを投入。すかざす牡蠣油を回してざっくり炒める。ここは強火。最後にゴマ油で香り付け。

この牡蠣油炒めは、ブロッコリーや牛肉でやっても美味い。プロはジャーレンを使って肉を揚げてからやるんだけど家庭ではちょっとね。下味に紹興酒を使えばさらに吉♬

ため池のカメ、動画も撮ったのでアップしてみた。

追記:このカメはアカミミガメという外来種であるが、雑食性でハスやヒシなどの植物をも食害する。兵庫県東播磨地区では、甲羅干しをする亀の習性を利用し水中に浮かべた生けすに落とし込む「日光浴わな」を先駆的に始めている。福岡県大木町でも、今年度からこの駆除方法を採用するそうだ(毎日新聞2017年4月23日)。

https://mainichi.jp/articles/20170423/k00/00e/040/137000c


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