パネルディスカッション、国税局


朝の国道11号は混んでいて、石田高校までは思ったより時間がかかってしまった。今回は農業学習の特別授業ということで、Gomyo(五名)の環境保全に関するパネルディスカッションへの参加依頼である。

パネラーは石田高校のOBで長く五名の保全活動に尽力されてきたH氏、Gomyo倶楽部の代表である私の2名。授業時間50分のうち10分ずつ二人で喋り、そのあと生徒さんたちに質問を振る・・・という流れ。大広間に生徒90人。はまずはH氏がタガメやゲンゴロウ保護活動の歴史を話す。

次いで僕がGomyo倶楽部の活動を紹介をする。写真は荒廃竹林の様子やその伐採・搬出作業の風景など。

その竹を燃やしてお昼ご飯を楽しんでいるところ、他にもニホンミツバチの蜂蜜が採れたり、竹を持ち帰っていろいろ工作したことなど、里山の楽しみの側面を紹介。

この活動の大きな楽しみの一つは、農業高校の生徒さんたちが作られた産物を、青空のもとで美味しくいただけることである・・・というこことも伝える。

その後、司会のN先生からの質問に答える生徒さん。

この子は昨年の御田植え祭に参加し、前回の観察会にも来て竹の移動作業を手伝ってくれた。2回目の参加でどんな感慨を持ったのだろう? 「自分で植えたお米を、自分で食べれるなんて素敵だと思う」と彼女は言った。今年の御田植え祭の写真、右から2番目が彼女である。

ディスカッションを終えて、「本当はHさんと大内さんに、それぞれ1時間くらいずつたっぷり話してもらいたいところなんですが・・・」と進行役のN先生は残念がっている。

「将来はこのフィールドを、石田高校の生徒たちが自らのプランで運営し、子供たちに案内や解説ができるようになってほしい」とHさんは夢を語った。この場所の面白さに惹かれて、参加してくれる仲間がたくさん増えてくれるといい。

さて、車の中には確定申告の申告書と資料のバッグが積んである。石田高校を後にして国税局に直行する。駐車場は3台待ちだった。が、10分も経たないうちに入ることができた。

いつもはyuiさんに完全任せなのだが、昨年はyuiさんの入院中に僕が申告書を届けに行った。というわけで、だいだいの勝手は解っている。中はぎっしりと人がいた。

まず申告書のチェックをお願いするのに順番待ち。が、これも10分も待たず順番がきて、内容は2カ所間違いがあったが、計算の数字を記入し、訂正印を押すだけで済んだ。というわけで、なんと30分ほどで無事申告できたのである! ああ、助かった・・・。

というわけで、この「おつかれさま〜」の気分のまま、どこかドライブでも行きたいところだが・・・バロンが心配なので帰る。


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