スバル、来来亭、京都


定期点検で愛車XVをスバルのディーラーへ運ぶ。この頃は遠乗りはしていないけど、走行距離はもうすぐ7万キロ。バッテリーの交換もあったりしてけっこうな失費。代車は黒のレヴォ―グだった。加速いい、走るね〜。

で、県立図書館で時間つぶししようか? と思ったらまたしても朝から何も食べていなくて、ラーメン屋さんに入ってしまった。久しぶりに「来来亭」の味をチェックしてみたくなったのだ。ラーメンと半炒飯のセット。

京都発の来来亭は、他県では何回か食べたことがあるけど、高松店は初めてだ。新福菜館を思わせるテイストだよね。九条ネギたっぷりだし。麺は細麺。そして背脂。

ぺらぺらな切り方だけどチャーシューの枚数が多くて、「お値段納得・・・」の感がしないでもない。

炒飯は新福菜館ほどじゃないけどかなり黒い。これは香ばしくてなかなか美味しかった。が、ラーメンスープは塩っぱ過ぎた。次回は「スープ味薄め、ネギ多め」で頼もう。。。

メニューに「味噌ラーメン【太麺】」というのがあるんだけど、味が全然想像できないw。

夜はホウレンソウと豚バラ、豆腐、キノコなどで鍋。この頃の鍋はバロンがちょっかいを出して落ち着いて食べれないので外へ出す。ここ数日は、保育園救出作戦がない。自力脱出の方法を見つけたのだろうか?

数日前から『京都人の密かな愉しみ』の再放送を続けてやっている。今夜の内容は、鴨川の飛び石をモチーフに、関東者と京都の幼なじみの女性が交錯し、大人になって邂逅するというテーマ。これは見ているが、また見た。いいドラマだった。

yuiさんは群馬時代からとにかく僕を京都に連れて行きたがり、そうして僕は京都にどんどん魅せられていった。群馬時代から取材旅行の度に必ず京都に立ち寄ったが、四国に来てから、車を中古の軽からスバルXVに乗り換えてから、高速を快適に使えるようになり、ますます僕たちの京都通いはエスカレートした。

僕のスバルには、yuiさんと一緒に見た祇園祭りで買った長刀鉾の、漆塗りのストラップがぶら下げてある。長刀鉾は、23基ある山鉾のうち先陣をきる最も重要な鉾で、宵山の内部見学では男性しか入れない。

yuiさんは僕に「長刀鉾さ、見ておいでよ・・・」と半ば強引に勧め、鉾の上での写真を撮ってくれたのである。そのとき記念に買ったストラップなのだ。

このブログには書いていない京都行きは何回もある。yuiさんの最後の旅も祇園祭の京都だった。もう、癌が進んであまり食事が入らなかったが、老舗の旅館に泊まり、カフェや和菓子屋を巡って甘味を食べたのが、yuiさんと京都の最期の別れだった。

そんな思い出が、テレビの京都の映像を見ているうちに次々と明滅して、涙があふれて止まらなくなってしまった。

>京都四国旅(2.京都、町家建築考)


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