カメノテを食べる


やっぱり翌日は釣りに出かけてしまったw。午後のいい潮時を見計らって1~2時間ほどの息抜きである。瀬戸大橋の見えるゴロタ石の波止めがある海岸。自宅から車で30分ほど。

中通しオモリと袖針を買って簡単な仕掛けにワームをつけてキスを狙ってみる。が、フグにかじられてワームが次々とちぎられていく。

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塩が引き始め、緑色の藻が波打ち際に見えてくる。砂は花崗岩の風化したものだ。

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波止めもコンクリートではなく、切り出した花崗岩のブロックを詰んでいる。そのせいか磯にいる貝類がとても多い。すき間にはこんなものも。

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貝拾いに切り替えることにしたw。けっこう獲れた。巻貝とヨメサラ。

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帰宅して、茹でてみる。

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ヨメサラは茹でて死んだ段階で殻から自然に剥がれてしまう。ミニアワビといった風情だ。卵と白子を持っている。

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巻貝はミニサザエだね。食べる所は少ないが、なかなかいける。ワタもほろ苦くていいが、雑味が強い。まあ、○島なんかが近いことだし、多食は止めておいた。

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カメノテも採取してみた。まだ食べた経験がない。

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噂には聞いていたが、こいつが意外に美味かった。

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爪の中はじゃりじゃりして食べれない。手前の付け根のところの袋を破ると中に薄い肉が出てくる。まるで品のいいエビのようなカニ肉のような・・・

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屋久島ではカメノテをセーノコと呼ぶ。

・・・亀の手の神話(「セーノコという新しい神話」)

なんとも美しく神秘的なフレーズではないか。

詩人の山尾三省が屋久島暮らしでよく採っていたという話を思い出した。そういえばあそこも花崗岩の島だったな。

おまけ、こんな収穫も♫

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