鰻と刀


高知の鰻屋は「かいだ屋」「かね春」「きた本」「うな泰」と食べてきた。この中でうな泰を除いてはみな関西系の、蒸しをやらない皮パリの蒲焼きである。私はどちらかというと関東系の蒸しの入った鰻が好きなのだが、それでもかね春の鰻はいつも美味いので、たまに飛んでいって食べたくなるのだ。

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この店でがっつり行きたいときは「うな丼」を頼む。それから茶碗蒸しも外せないのでそれも単品で付ける。

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タレは自分でかけるようになっていて、関西系甘たれ嫌いの私にはちょうどいい(かけない)。白飯の上に蒲焼きが載っている。ここはその米も旨い。そして中間にも鰻が仕込まれていて、食べる楽しみがある。今日の鰻は「鹿児島産」と入り口に書いてあった。高知は養鰻が盛んなハズだが、こだわりがあるのだろう。

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茶碗蒸しは以前のような感動がなくなったな。前回もそうだったが、エビが貧弱なのが気になる。相変わらずの漬け物もなぁ(次回は「うな泰」再訪かな・・・)。

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高知日帰りの本当の目的はナタの買い物。Gomyoの活動で竹をさばくのに使う両刃のナタが欲しかったのだ。鍾乳洞観光地の龍河洞の土産物売り場にある壷屋。以前下見をしておいた。値段はかなり高め。

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両刃のナタは近ごろあまり売っていない。高知は刀鍛冶から出た鍛冶屋が多いので両刃が多いと聞いた。日曜市に行くとよく解るが、出刃包丁も両刃のものが買える。大小2丁買ってみた。

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刃と握りに若干の角度がついているのがポイント。このほうが力が入りやすいのである。切れ味や使い勝手は次回のGomyo倶楽部のブログで報告する。

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今日は午前中に厨子が届いた。昨日出来上がった台座(テーブル)にびったりマッチしていた。それでひと安心して、青空に誘われて高知行きとなったのである。


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