仕事明けの一日


ひさしぶりに机仕事から開放されてアトリエの作業。日曜日、Y氏が薪割りしてくれた間伐材が散乱したまま。それを片付けるには薪小屋の薪を移動して空間を作らねばならず、そのためにはいくらかの薪を庭先の積み場に移動せねばならず、そうするにはそこの薪をさらに細かく割って、別の詰み場に移動しなければならない。で、薪を割ろうと思ってナタノコを取りにいくと、そこが散乱しているのが気になる。そこで、2階の蚕棚の道具材を使って道具棚をつくる。アトリエ仕事はこのような連鎖によって、やることが決まってくるのであった。

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午後から敷地を散策しながら山菜摘み。ジャガイモの芽が出た。敷地にはやたらとシシウドが多い。これは苦くて食えないのだ。ようやく本命のウドの芽をみつける。これは数日後、Y先生の指導の元、畑に植えなおすことなるだろう。葉ワサビを摘んで酒粕でワサビ漬けをつくった。酒粕を日本酒で溶いて砂糖と塩を入れ、そこに塩揉みした葉ワサビを漬けるのである。沢沿いにはセリがドバっと繁茂している。フキも摘み頃に。

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昨日、桐生の帰り児玉のY氏宅と神川のH氏宅に立ち寄った。Hさんとこで健康放し飼いの卵を購入。その目玉焼きで朝食。昼食は野菜たっぷりのラーメン。夕食はご飯を炊いてサンマの干物を焼く。庭のツツジが満開となった。まったく美しい。放置されていた敷地と庭を手入れして、春先に開花する未知の花を楽しみにしていたのだ。その感動は予想をはるかに超えるものである。安っぽい園芸品種はなくして山村の春の花々のなんと美しいことか。

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