ニシンのマリネ


朝から草刈り。とはいえ、僕らの朝は遅い(笑)。すでに炎天下。水源への道と石組みの水路周辺を刈る。畑で大きなアオダイショウを見る。ちょいの間の草刈りで滝のような汗をかく。僕らはいまだにエンジン式の草刈り機を持っていないので大鎌で手刈りしているのだった。

昨日、ネットで注文しておいた「ピチット」が到着したので、さっそくニシンのマリネを仕込んでみた。しかしネットは商品の購入だけでなく、料理のレシピを引くのにもすごく便利だ。ニシンのマリネはデンマークの伝統的な料理で、日本のしめサバのようなものなんだって。まずはマリネ液をつくる。冷蔵庫からトマト2個を取り出し、湯剥きして小鍋でつぶしながら煮てピュレにする、それに畑から採ってきたばかりのニンジンをすりおろして入れる。鍋が冷めたところでタマネギのスライス、ワインヴィネガー、黒胡椒とクローブをつぶしたものを投入。これを保存容器に入れて一晩寝かせる。

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一方、ニシンは三枚におろし、腹骨をすきとり、ピチットで水分を抜く。これで塩を使わず魚をしめることができる。塩を使うと酢洗いで余分なお酢を使うのが勿体ないんだよね。さて一晩おいたニシンは見事なツヤを見せて水分が抜けていた。それをひと口大に切り、軽く塩をしてマリネソースの中に入れて2~3日目が食べごろ。でも今晩ちょっと食べてみよ! このピチット、浸透圧の原理で水分を抜きながら旨味は残るという画期的なもの。肉・魚の保存、自家製干物や様々な料理に活躍しそうである。

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ところで、朝からよく晴れた今日、例のオオムラサキの♂がまたやってきて薪積みの上の木で吸注。さらに家の中にも入ってきた。その後、イタルさんちの物干竿(スギ丸太)にも止まって口吻をのばしている。古民家まわりには彼の好きな成分が満ちているのだろうか? ならば、オオムラサキ激減の理由もわかるのだが・・・。


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