梅酒と柿渋


ミニトマトが大漁だった。ニンジンとオクラも収穫。午前中の畑仕事から戻ると喉からからだ。こんなとき冷たい沢水は最高にうまいが、そろそろ琥珀色に色づいてきた梅酒を思い出した。ワイングラスに氷を入れて1杯ひっかける。ん、甘みも程よく、なんといっても香りがすばらしい。

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今日は落ちている青い渋柿の実で「柿渋」を仕込んだ。袋に入れ金づちで潰した柿の実を、漬け物樽に入れてひたひたの水を入れて1~2年ねかせて漉すと柿渋がつくれる。これは一種の植物染料だが、タンニンの成分で水をはじく性質がある。

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昔の人たちは自らごく普通にこれをつくり、塗料の一種として利用したのである。漆は採取から塗りの行程に至るまで熟練を要し、かぶれるという心配もつきまとう。漆は高級品であった。一方で柿は手軽な存在で扱いも簡単。柿の木は家の敷地に必ずといっていいほど植えられていた。

今日は新たなネコがやってきた。近所の一人暮らしのおばあさんが先日救急車で運ばれていった。そこで数匹飼われていたものの一匹らしい。なかなか可愛いメスの子猫なのでついつい餌をやってしまった。また遊びに来ないかにゃ。

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