屋久島紀行13.(鰻とガネ、錦江湾)


海岸線のキャンプ場で一夜を明かし、翌朝、海沿いに南下。開聞岳を見ながら長崎鼻をまわる。長崎鼻は古き良き時代の日本の観光地そのまま。南国なんだよな。駐車場のオジさんに渋い共同浴場はどこか? などど突っ込み情報を得る。

「このへんはどこ掘っても温泉でるよ」

「・・・」

で、鰻温泉(うなぎおんせん)。

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硫黄泉。掛け流し。すばらしい! 西郷さんが城山自決の前にここに入りにきたという。

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池田湖へ大鰻を見にいった(笑)。ここはイッシー騒動で知られる。うん、たしかにこの湖のパワーは凄い。妙な波動が来る。

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この後、屋久島に渡るのでコペンのワイパーを新品に変えた。買い物をしたこのお店、とにかくなんでも売っているカオス状態のお店。求めていたキャンプ用品までそろってしまった。ここは日本ではない、東南アジアである。Eは嫌いだがここはいいぞ。

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城山の博物館。九州は竹製品がものすごく発達している。これは・・・

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ヤマタロガネとはツガニ(モクズガニ)である。博物館のおじさんに聞いてみた。

「昔は私らもよくとって食べたもんです。いなくなったのは農薬を使い始めてから。カニが食べるものがなくなったんですね。昔は田んぼにもカニが入ってきたですよ」

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おなじく博物館でみたお祭り用の道具。なんだかツルを連想させる。

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屋久島へ貨物船で渡る。コペンの前にはブタを積むトラックがいるのだった。夕空にケムトレイル雲がたなびく2008年錦江湾の夕暮れ。

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缶ビールを空けつつガイドブックを読む。夜、種子島に立ち寄り、屋久島には翌朝着く。

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