火鉢とヒバコの使い方


箱火鉢のサイズは内寸250×250mm。外寸は308×380mm。最小にして手あぶりには最適のサイズ。中央に浅い穴を掘ったらそこに炭を入れる。このとき、細かい炭や粉炭があったらそれを使うのがいい。かなり長持し、暖かさが持続する。

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着火用に、金網に大きめの炭2個を載せ・・・

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ガスレンジの一番小さな口のやつで火を点ける。およそ5秒で炭に火が移動する。

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それを手に持って火鉢に移動(落とさないようにねw)。

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あらかじめセットしておいた炭の山の上に火が点いた炭を載せ、すかさず火吹き竹で風を送り、火を大きくする。

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すると山の中心まで火がまわる。こんな状態になればOKだ。あまり火が強過ぎるようなら、周りに灰を盛れば火がおさまる。

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これを手あぶりとして使うのもいいが、私が最近考案した火鉢+コタツ=通称「ヒバコ」で使うと、小さな炭の熱源が最大の効果を発揮する。もうこれが暖かいのなんの・・・しかも燠炭だというのにすごく長持ちするのだ(手あぶりとして使うときの炭の半量以下ですむ)。しかも火が消えない。弱くなったら炭を足して火吹き竹で勢いを返せばいいので扱いも簡単。

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▼「火鉢こたつ/ヒバコ誕生」
http://sun.ap.teacup.com/tamarin/1308.html

朝方、これでお茶を飲んだりテレビニュースを見たりして・・・

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その後、仕事に移るときは、仕事机のイスの脇に火鉢を移動し、手あぶりとする。腰がほんのり暖かく、気持ちいい。とはいえこれだけでは寒いのでキャンプ用のシュラフに足を入れ、綿入れの半纏(はんてん)を着て仕事をする。

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灰ならしにギザギザはつけていないので灰模様は描けないが、四周をすーっと均すことで灰の表面がきれいになり、この作業で場外に出た炭を探すこともできる。

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手あぶりとして使うときは鉄瓶をのせておくといい。不意の落下物のガードにもなり、蒸気を出して乾燥を防ぎ、お茶も飲める。

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この南部鉄瓶は小泉誠デザイン。家を建てたとき「木材利用ポイント」で購入したものだ。最初、ちょっと小さいなぁ・・と思ったが、自在カギではなく五徳で使うといいサイズだった。湯沸かしはガス台でもこれ。もはやわが家では日常欠かせないアイテム。

なぜかAmazonでは置いていないので同デザイナーの琺瑯ケトルとそれに似合いそうな火鉢セットを貼っておこう。

 


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