ダイダイの即席ポン酢


四国は柑橘王国だ。ダイダイ(橙)が安い! 関東では鍋に使ったことがほとんどなかった(だって売ってないもんw)。

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スダチの自家製ポン酢はすでに使い切ってしまった。今はダイダイで即席ポン酢を作っている。

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作り方はまずダイダイを半割りにする(このときヘタのある中心線を斜めに切ると袋がすべて切断されるので果汁をしぼりやすい)。

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それを半月型にいくつかに切り分け、手で絞る。受ける器は蕎麦猪口がいい。

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そこに醤油を果汁と同量くらい入れる。さらにみりんを少し入れて甘みを出す。そして米酢を少し追加する。かき回して味見する。甘み・酸味・塩辛さ、このどれかが足りないようなら、バランスを考えて足してやればよい。

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蕎麦猪口をそのまま食卓に出し、各自が好きなだけ使えるようにする。

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これに、薬味として大根おろしを加え、さらに七味か一味を加えて食べても美味しい。あるいは唐辛子をダイコンに挿してもみじおろしをつくって組み合わせても美味い。また柚子胡椒も合う。

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最近よくやる鍋はこんな感じである。材料はダイコン、ニンジン、キャベツ、ハクサイ、水菜、キノコ類(ぶなしめじなど)、ネギ、豆腐一丁、豚コマ、鶏ささ身。野菜はあるものでいいが、キノコと豆腐は必ず入れたい。ニラを入れるときは油揚げが合う。

1)鍋に水をはり昆布を入れ、ダイコンとニンジンの薄切り(2~3mm)を入れてガス台にかける。水は備長炭で浄水したものや鉄瓶の湯冷ましを使う。

2)鍋が沸いてきたらキャベツ、ハクサイ、キノコを入れる。フタをして沸騰してきたらひと呼吸置いて、豆腐と肉類、ネギを入れる。

3)フタをして再び穴から蒸気が吹いてきたら火を止めて鍋を食卓に移す。土鍋の底はかなり熱い。しっかりした鍋敷きを使わないとテーブルが痛むので注意(ウチではスギ板を角材で浮かせて使っている)。

4)上記のポン酢と薬味で食べ、おおかた食べきったところで第2ラウンド。またガス台に戻って(2)から繰り返す。

つまり火通りの違う「根菜」「蔬菜1」「豆腐・動蛋・蔬菜2」という3つに具材を分け、順番に入れていく。

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土鍋は冷めにくい。ガス台近くのアイランドテーブルで食べるときはこのように鍋を移動させれば、カートリッジのガスコンロは使わなくて済む。

5)食べ終わったらまたガス台に戻って雑炊をつくる。雑炊は湯の量とのバランスが大事なので増減を調節。卵を溶き入れたらフタをして火を止め余熱で固める。

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雑炊のトッピングには必ず「きざみ海苔」(事務用品のシュレッダーを流用w)。このときはポン酢じゃなくて生醤油をひとたらしして食べる。シアワセ~♫

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