午前中はしゃかりきに新著の仕事。午後からyuiさんに歌のレコーディングの仕事が入っていて市内のスタジオへ。で、打ち上げは館林の「天狗」へ。
実は数日前に桐生で名が通った中華屋で食べたレバニラ定食（値段は900円超）がマズくてマズくて・・・。古いレバーを硬くなるまで火を通し過ぎた上に味付けは甘辛すぎて辟易。なにしろこの私が完食を放棄したくらいだから（笑）。しかし、けっこう客が来ている。このような桐生の店には共通項がある。
で、レバニラといえば「天狗」にも同じメニューがあったじゃん♪（こちらは600円だよ～）
ちょっと不安だったけどねぇー。辺鄙なところにある店だし、基本は手打ちのラーメン屋さんなんだから、鮮度の高いレバーを常にキープするのは難しかろう、なんてね。
しか杞憂であった。
スバラシイ！！！ 炒め加減、新鮮なレバーがミディアム・レア。噛むとレバーの断面センターにまだ赤みが差している。モヤシは食べ終わる最後までシャキシャキ。もう最強のレバニラ定食なのだぁぁぁぁ。
yuiさんは野菜定食。けっこうコロコロと肉炒りのシャキシャキ野菜炒めの定食が550円。ふえーい「天狗」凄いぜ。
餃子350円ナリ、もシェアして大満足。なんというコストパフォーマンスなのだ。しかも接客がすばらしい。店のオヤジさんは四六時中いそがしく手を動かしているのに、客が入って来るときと出て行くときの挨拶を欠かさない。その思いが、味に籠っている。
＊
勤めていた会社が倒産し、長らく失業中だった友人に、ようやく配達の仕事が見つかった。その時給は700円代だという。たとえば鹿児島の阿久根市役所の平均給与は年収700万。年間実働240日８時間労働で換算してみると、時給約3,640円になる。５倍近い格差である。
だけど、彼らは「天狗」にたどり着けない。その良さがわからない、ある意味で可哀想な人たちなのである。
負け惜しみかなw